山梨市ふるさと振興機構準備会は、山梨市の果樹を中心とした6次化の展開をもって市内の産業振興を目指そうと、現役大学生と地元関係者によるアイデアソンを行う。
第1弾は、山梨の果樹産業の現状と課題を実際の現場から学ぶために、参加型合宿「やまなしフルーツサミット2017」を開催する。18・19日は、山梨市内のワイナリーや笛吹川フルーツ公園の視察、桃やブドウ農家での就農体験を行い、20日には参加学生らによる地域活性化の企画発表、望月清賢山梨市長による表彰式を予定している。
新規就農者(農業従事者)が農業を開始するために必要な諸条件・環境を提供する「LEAP」を運営するseakは9月1日、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。引受先となったのは寺田倉庫、三菱UFJキャピタル、個人投資家で、調達した資金は総額約6000万円。同社は今日付けで就農支援プラットフォームの「LEAP」を一般公開するとしている。
伊藤忠食糧(東京都港区、代表取締役社長:近藤秀衛氏)はお米の品評サイト「Recommend(レコメンド)」を7月24日にオープンさせた。日本の主食であり、文化そのものである「お米」。しかし昨今、現代人の「米離れ」から米の消費拡大などが農業界をはじめ社会課題としてあげられることが多い。そのような時代の流れを受けてか、同社はごはんを美味しく食べながら、日本の食文化の原点を守り、後世に残し、さらに発展させる事を目的にサイトを立ち上げたという。全国各地には「あきたこまち」「こしひかり」などの有名銘柄だけではなく、約300種類のお米の銘柄が存在する。地域・気候の違いだけではなく、品種改良などを経て全国の地域の生産者が大事に育てている、まだ世にあまり知られていない銘柄も数100種類存在するという。「Recommend(レコメンド)」では全国のお米を集め、専門家の視点からわかりやすく魅力的に伝え、生産者と消費者の懸け橋となるサイトを目指すという。
【URL】http://re-comme-nd.jp/